3x3うつのみやオープナー28日開幕 新たに宇都宮駅東口も会場に、東西で熱戦

華やかな演出で彩られた昨年のオープニングセレモニー=昨年5月

 3人制バスケットボールの国際ツアー開幕戦「FIBA3x3ワールドツアーうつのみやオープナー2023」が28~30日、宇都宮市内中心部で開かれる。FIBA(国際バスケット連盟)主催で、市内を会場とした開幕戦は昨年に続いて2回目。今回は、メイン会場の二荒山神社参道に加え、新たにJR宇都宮駅東口の交流拠点施設も舞台となるほか、夏休みに市の小学生代表男女各1チームをFIBAの本部のあるスイスに初めて派遣する。

 開幕戦には、22年シーズンのFIBA3x3ランキング上位10チームと開催都市枠のUTSUNOMIYA BREX.EXE、ワイルドカード枠1チームの計12チームが参加。セルビアやリトアニア、米国など世界のトップチームが熱戦を展開する。

 市は3x3のまち宇都宮を世界に発信するため、さまざまな取り組みを行う。昨年オープンしたJR宇都宮駅東口の交流拠点施設の「宮みらいライトヒル」と「ライトキューブ宇都宮」を初めて会場として使用。出場選手との交流や飲食が楽しめる「3x3 Fan Fest」や女子選手によるエキシビションゲーム、関東地区の小学生を対象にした大会「3x3 KANTO jr.CUP2023」など多彩なイベントを展開する。東西会場を結ぶバスの無料乗車券も発行する。

 小学生のスイス派遣事業は、「3x3 KANTO jr.CUP2023」で優秀な成績を収めた市代表2チームを8月ごろ、スイス・ローザンヌに派遣する。スイスチームと交流試合を行うほか、FIBAを訪問する。

 市都市魅力創造課は「グルメなどさまざまなイベントとコラボするなどバスケット以外も楽しめます」としている。

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