【速報】松山英樹は2年ぶりマスターズ制覇ならず「コントロールうまくいかなかった」

松山英樹は2大会ぶりのマスターズ優勝を逃した(Andrew Redington/Getty Images)

◇メジャー第1戦◇マスターズ 最終日(9日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7545yd(パー72)

松山英樹は2021年大会以来となる2年ぶりの優勝を逃した。

順延されていた第3ラウンドに続いて行われた最終ラウンドは、首位と5打差の5位から2バーディ、5ボギーの「75」。通算2アンダー16位で4日間の戦いを終え、中継局のTBSのインタビューで「ティショットが良ければパッティングが良くなかったり、アイアンが良くなかったりとチグハグして、最後は両方うまくいかなかった」と話した。

悪天候により2日目から順延が相次ぎ、この日は前日未消化だった7ホールで3バーディを決め、第3ラウンドを「70」でまとめ通算5アンダーとして優勝争いに加わった。

直後の最終ラウンドは最終組の2つ前の組でプレー。前半9ホールはバーディとボギーが2つずつ。ブルックス・ケプカからジョン・ラーム(スペイン)に入れ替わったトップと5打差のまま折り返した。

1Wショットが安定した一方で、アイアンショットとパッティングに苦しみ、2打目をグリーン手前に外した14番でボギーを叩いて後退した。15番(パー5)は1.5mのバーディパットをカップの左に外し、17番と18番で2打目をガードバンカーに落として連続ボギー。タイトル奪還はならなかった。

「やっぱり体が4日間、良い状態でプレーできないのが悔しい」と故障を抱えている首などに痛みがあったことをうかがわせた。「最終ラウンドは思い切り振れていたが、コントロールがうまくいかなかった」と言う。「次のメジャーまでにしっかり準備をして、勝てるように頑張りたい」。5月18日開幕の「全米プロ」(ニューヨーク州オークヒルCC)を見据えた。

【速報】松山英樹が5打差で残り9ホール ラームが首位浮上

2年ぶりの優勝を目指す(Patrick Smith/Getty Images)

◇メジャー第1戦◇マスターズ 最終日(9日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7545yd(パー72)

5アンダーの5位から最終ラウンドを出た松山英樹は前半9ホールを2バーディ、2ボギーで終えた。5アンダーをキープしてバックナインに入った。

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出だし1番でパーオンを逃してボギー発進。続く2番(パー5)でグリーン右手前のバンカーからピンそば1mに寄せてバーディを決めた。アイアンでの2打目をミスして3パットを喫した5番でボギー。3打目をグリーン奥に外した8番(パー5)で、カラーからパターで沈めバーディにした。

2打差2位スタートのジョン・ラーム(スペイン)が7番まで終えて10アンダーの首位に浮上した。トップから出たブルックス・ケプカは6番(パー3)までに2ボギー。バーディを奪えないまま中盤に入った。

【速報】松山英樹が最終ラウンドをボギー発進 首位と7打差

最終日をプレーする松山英樹(Patrick Smith/Getty Images)

◇メジャー第1戦◇マスターズ 最終日(9日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7545yd(パー72)

松山英樹が5アンダーの5位から最終ラウンドを開始した。

出だし1番はボギー。3Wでのティショットをフェアウェイに置き、2打目はグリーンの手前にこぼした。ウェッジでのアプローチをピンそば1.2mに寄せた後、パーパットをカップの右に外した。

午前中に第3ラウンドの未消化分、7ホールで3バーディを奪い「70」をマーク。好位置で54ホールを終えた。

11アンダー首位のブルックス・ケプカと、2打差2位のジョン・ラーム(スペイン)は、松山の2組後ろで午後2時33分(日本時間10日午前3時33分)にティオフする。

2年ぶりの優勝を目指す(Patrick Smith/Getty Images)

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