4月8日に行われたプレミアリーグ第30節、ブライトンは敵地でのトッテナム戦に2-1で敗れた。
三笘薫は前半にゴールネットを揺らすもハンドがあったとして取り消されている。
また、後半には三笘がペナルティエリア内でピエール・ホイビュアに倒されるシーンもあった。
完全に足がかかっていたにもかかわらず、なぜかVARが介入しなかったことは物議を醸している。
キャプテンのルイス・ダンクも「VARは何のためにあるのか分からない。大きな決定のために導入したのにそれに使わない。何のためだ?彼は明らかにファウルされていた」と判定を批判していた。
『Guardian』などによれば、PGMOL(英国プロサッカーの審判責任機関)のトップであるハワード・ウェブは、三笘にPKが与えられなかったことについてブライトンに謝罪の連絡をしたという。
今季、PGMOLがVARの誤審でブライトンに謝罪するのはこれで3度目。
ひとつ目は、1月末に行われたリヴァプールとのFAカップでのエヴァン・ファーガソンへのファウルで相手MFファビーニョを退場にしなかった件(後ろからアキレス腱を踏みつけたがイエローのみだった)。
ふたつ目は、2月に行われたクリスタル・パレスとのプレミアリーグ第23節でペルビス・エストゥピニャンの得点をオフサイドラインの設定ミスで取り消した件。
三笘にPKが与えられなかった今回の判定については、アラン・シアラーも「最悪の判定。明らかなミス。バカなヘマ」と酷評している。