香り爽やか、佐伯産マリンレモン使った緑茶 別府市の「まるにや」が発売【大分県】

佐伯市特産のマリンレモンを使った「マリンレモン緑茶」
マリンレモン緑茶を発売した「まるにや」の黒木信吾社長(右)=佐伯市役所

 【佐伯】茶の製造・小売業まるにや(別府市古市町・黒木信吾社長)は、佐伯市特産のマリンレモンを使ったフレーバーティー「マリンレモン緑茶」の販売を始めた。

 レモンの爽やかな香りと九州産一番茶の甘みをバランスよくブレンド。季節を問わず楽しめるよう水出し、湯出し両方に対応している。パッケージには佐伯を象徴するレモンと、別府のシンボルの温泉マークをデザインした。ティーバッグ6個入りで500円(税抜き)。

 黒木社長(48)らが3月末に佐伯市役所を訪問。試飲した田中利明市長は「佐伯のPRにもなる良い商品を作ってくれた」。黒木社長は「商品を通じて佐伯に興味を持ってもらい、レモンの生産拡大や農家の支援にもつながればうれしい」と述べた。

 同社の本社工場やさいき本舗城下堂などで販売しており、今後、県内各地の道の駅や物産館などに売り場を広げる方針。問い合わせはまるにや(0977.66.2457)。

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