統一地方選挙 河井事件“被買収”議員は5人中4人当選 広島

統一地方選挙の投開票から一夜明けました。河井元法務大臣から現金を受け取り被買収の罪で起訴された現職議員は立候補した5人のうち4人が当選しました。

渡辺典子県議は日付が変わったころ安佐北区の会場で当選の知らせを受けました。

河井元大臣から現金10万円を受け取り公職選挙法違反の罪に問われ、裁判では無罪を主張しています。

渡辺典子県議「1番幸せで厳しい選挙をさせていただいた。こんなにも世間で厳しく注目が集まっていくなかでこんなにたくさんの方に心の底から信じているよと、これまで通り今まで通りがんばりなさいとたくさんの人に言っていただきました」

4回目の当選から一夜明けあらためて無罪を訴えました。

渡辺典子県議「自分は無罪だと信じているし、その主張が通るものと思っているのであとは県政に対して誠心誠意尽くしていくだけと思う」

安芸区役所では河井元大臣から現金50万円を受けとり公職選挙法違反の罪に問われている三宅正明広島市議が当選証書を受け取りました。

三宅正明市議「私は今裁判を係争中ですから(自身への票は)三宅さんがんばってみてという思いですから、ものすごく重たく感じている」

広島市議選には被買収の罪で起訴された現職4人が立候補しそのうち3人が当選しました。

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