ポップサーカス宇都宮公演、華やかに幕 2カ月で5万人来場

大勢の観客の前で華やかなショーを披露したポップサーカスのパフォーマーたち

 【宇都宮】世界各国のパフォーマーが集う「ポップサーカス宇都宮公演」(下野新聞社主催)が9日、新里町の道の駅うつのみやろまんちっく村で最終日を迎えた。

 ポップサーカスは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で2020年から長期休演していた。3年ぶりの再開となった宇都宮公演は2月5日に開幕し、約2カ月間で延べ約5万人が来場した。

 春休み終盤とあって、最終日も親子連れなどで大にぎわい。軽快なジャグリングや手に汗握るイリュージョンなどが繰り広げられ、パフォーマンスに合わせ手拍子を打ったり、大技が成功するたびに会場から大きな歓声が上がったりした。

 家族と訪れた富士見小6年金子夢奈(かねこゆな)さん(11)は「空中ブランコをはじめパフォーマー一人一人の個性や技がすごくて、春休みの良い思い出になりました」と笑顔を見せた。

 同サーカスの久保田悟(くぼたさとる)社長(50)は「長きにわたって地元の皆さんから支援をいただき、宇都宮公演を成功させることができた。パワーアップしてまた栃木に戻って来たい」と感謝した。

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