首位バイエルン、2位ドルトムントはいずれも勝利。伊藤洋輝は強烈弾で勝利に貢献

ブンデスリーガ 第27節 結果まとめ

こぼれ球に反応し、豪快に左足を振り抜いて今季初ゴールを決めた伊藤洋輝 ©Getty Images

4月7日、8日にブンデスリーガ第27節の9試合が行われた。

注目の首位戦線は、ドルトムントがドニエル・マレン、ユスファ・ムココのゴールでウニオン・ベルリンに2-1で勝利。バイエルンもマタイス・デ・リフトの強烈なロングシュートでフライブルクを1-0と下した。首位バイエルン、2位ドルトムントは変わらず。ウニオン・ベルリンも変わらず3位だが、上位2チームとのポイント差はやや開いた。また、フライブルクの堂安律は先発出場から84分までプレーし、前半終了間際にはポスト直撃のシュートを放つなどチャンスを作るも得点はならなかった。

長谷部誠が先発したフランクフルトはアウェイでレヴァークーゼンと対戦。前半のうちに2点を失うなど好調を維持する相手の勢いに押され、後半には鎌田大地を投入したものの流れを変えきることはできず。3-1で勝利したレヴァークーゼンは公式戦7連勝、フランクフルトは公式戦6戦未勝利となった。

リーグ戦で直近5戦未勝利と苦しんでいたボルシアMGは、直近5戦無敗と好調を維持するヴォルフスブルクに2-0で勝利。ボルシアMGの板倉滉は先発フル出場し、完封勝利に貢献した。

ボーフム vs シュトゥットガルトの一戦では、ボーフムの浅野拓磨、シュトゥットガルトの伊藤洋輝と遠藤航が先発出場。14分に伊藤が今シーズン初ゴールとなる左足の強烈なシュートを突き刺しシュトゥットガルトが先制。後半に一時は同点とされたが、直後に2点を立て続けに奪い、相手の反撃を1点に抑えて競り勝った。浅野、伊藤、遠藤はフル出場し、シュトゥットガルトの原口元気は後半途中からピッチに立った。

残留を争うチーム同士が激突したホッフェンハイム vs シャルケは2-0でホッフェンハイムが勝利。リーグ戦3連勝で14位に浮上した。敗れたシャルケは連敗で最下位に転落。吉田麻也はキャプテンとして先発フル出場し、ポスト直撃のヘディングシュートを放つなど見せ場を作ったが、68分には2失点目に繋がるPKを献上している。

マインツ vs ブレーメンは2-2のドローで終わり、ケルンは3ゴールを奪ってアウクスブルクに勝利。ライプツィヒはアマドゥ・ハイダラのゴールでヘルタ・ベルリンに勝利し、4位に浮上している。


[ブンデスリーガ 第27節 結果]
ドルトムント 2-1 ウニオン・ベルリン
レヴァークーゼン 3-1 フランクフルト
フライブルク 0-1 バイエルン
マインツ 2-2 ブレーメン
アウクスブルク 1-3 ケルン
ヘルタ・ベルリン 0-1 ライプツィヒ
ボルシアMG 2-0 ヴォルフスブルク
ボーフム 2-3 シュトゥットガルト
ホッフェンハイム 2-0 シャルケ

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