【黄砂に注意】水・木耀は日本列島に広く黄砂飛来か 衛星画像に茶色く霞んだエリアも 各地の最新予想は 

日本列島には水曜以降、広く黄砂が飛来する予想です。今回は全国的にやや濃いめのしっかりとした黄砂が流入する可能性があります。

きょう(10日)の衛星画像をみると、朝鮮半島周辺や黄海付近には薄く霞んだエリアがみられます。さらにその西側の中国大陸をみると、くっきりと茶色くなっているエリアがあります。大気中に巻き上げられた黄砂とみられます。

夕方までの地上での観測情報をみると、現地では見通しが2km未満の非常に濃い黄砂を観測しています。この黄砂は薄まりながら、12日(水)以降に日本列島付近へと流れ込んでくる予想です。

12日(水)から13日(木)にかけての黄砂予想では、に前線を伴う低気圧が通過し、一時的に雨が降ったあと、この黄砂が北海道から九州にかけての広い範囲に流れ込んでくる予想です。

現時点の予想では、今回はしっかりと黄砂の流れ込み、特に北日本や東日本では、やや濃い黄砂の飛来も予想されています。

低気圧が通過した後に晴れ間が戻ってくる地域も多いですが、洗濯物などの屋外干しには注意が必要です。アレルギー体質や呼吸器系の疾患がある方は十分ご注意ください。

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