烏山線100周年記念し企画展 写真や記念品など約90点並ぶ 那須烏山

記念切符やヘッドマークが並ぶ企画展

 JR烏山線の開業100周年の機運を高めようと栃木県那須烏山市は10日、同市金井2丁目の山あげ会館2階多目的展示室で、開業当時の写真や一般から寄せられた記念品などを展示する企画展を始めた。市は引き続き一般に資料提供を呼びかけている。

 同線は1923年に開業し、今月15日で開業100周年を迎える。市は企画展のため3月中旬から一般に資料提供を呼びかけ、今月10日時点で計100点以上が集まっている。展示し切れていないものもあるため、展示物は随時、増やしたり変更したりするという。

 会場に並ぶのは、旧烏山町史から抜粋した同線開業時のパレードの写真や、一般から寄せられた記念切符、開業50周年記念で作られたたばこの箱など約90点。市まちづくり課の担当者は「秋ごろに100周年記念のイベントを開く予定。それまで展示物を充実させていきたい」として、広く資料の提供を呼びかけている。

 同館の入場料で大人250円、小中学生100円が必要。入館は午前9時~午後4時。火曜休館。

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