日本時間４月11日、メジャーリーグ機構は2023年レギュラーシーズン２週目の週間MVPを発表し、アメリカン・リーグはマット・チャップマン（ブルージェイズ）、ナショナル・リーグはブライアン・レイノルズ（パイレーツ）が選出された。チャップマンとレイノルズはともにキャリア初受賞。ブルージェイズの選手が選出されるのは昨年９月のボー・ビシェット以来、パイレーツの選手では2019年７月のアダム・フレイジャー以来となった
ブルージェイズのサードを守るチャップマンは、７試合で打率.464、２本塁打、12打点、出塁率.516、長打率.857、OPS1.373の大暴れ。日本時間10日のエンゼルス戦で満塁弾を含む３安打５打点の打棒を見せるなど、７試合中５試合で打点をマークする活躍を見せた。今季トータル19安打、打率.475はメジャートップの数字となっている。
パイレーツで正左翼手を務めるレイノルズは、６試合で打率.480、４本塁打、12打点、出塁率.464、長打率1.120、OPS1.584の大活躍。３安打１本塁打でキャリアハイに並ぶ６打点を記録した日本時間８日の試合を含め３試合で猛打賞をマークし、現在開幕から９試合連続安打。打点はナ・リーグトップで本塁打もリーグトップタイと好調をキープしている。
なお、その他の候補としてアメリカン・リーグではドリュー・ラスムッセン、ハロルド・ラミレスなど開幕から連勝を続けるレイズ勢ら、ナショナル・リーグではフレディ・ペラルタ（ブリュワーズ）、ネルソン・クルーズ（パドレス）らの名前が挙がった。
