道内の新酒 ことしの出来は?

札幌国税局はきょう、道内15の酒蔵が製造した新酒の鑑評会を開催しました。ことしの出来はどうだったのでしょうか?新酒鑑評会は酒の品質評価を通じて技術の発展や品質向上を目的に毎年行われています。ことしは4部門に103点が出品されました。「純米酒の部」では、道北の東川町にある「三千櫻酒造」など5点が金賞を受賞。岐阜県にあった三千櫻酒造は2020年に公設民営の酒蔵として東川町へ移転し、今回が初受賞です。受賞者「(原料は)東川のお水と米なので道産の日本酒らしさ・東川らしさが出たかなと思う。(東川町民が)喜んでくれるといいな」。このほか「吟醸酒の部」では、留萌管内増毛町の「国稀酒造」など2点が、「道産米吟醸酒の部」では釧路の「福司酒造」など5点が金賞を受賞しました。関係者「(新酒は)どれもこれもすごいいい酒だなという感じがしている」。札幌国税局によると道産日本酒は品質が向上していて、人気も高まっているということです。

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