コミバスでも「ICOCA」 1日から「ごんごバス」に導入 観光・ビジネスの利用も期待/岡山・津山市

岡山県津山市は1日から、コミュニティバス「ごんごバス」の循環線に、JR西日本が発行している交通系ICカード「ICOCA(イコカ)」サービスを導入した。運賃支払いがキャッシュレス化され、利便性が向上した。定期券も利用できる。

東循環線、西循環線、小循環線の3線計6台にカードリーダーを搭載。乗降時にカードリーダーにタッチすると、自動で運賃がチャージ残高から引かれる。

取り扱い場所は、JR津山駅北口広場の交通観光案内所の中鉄北部バス乗車券売り場。カードは、ICOCA加盟店で電子マネーとして買い物の支払いにも利用できる。チャージすることで繰り返し使うことができる。

サービス導入により、ICOCAのほか、JR東日本の「Suica(スイカ)」など10種類の交通系ICカードが利用可能になった。

市は「全国に普及している交通系ICカードの利用により、交通以外の日常利用の利便性向上と、市を訪れる観光、ビジネス、外国人旅行客の利用も見込まれ、地域経済の活性化を期待したい」としている。

問い合わせは、中鉄北部バス(℡0868-27-2827)。

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