ENEOSなら17度目の優勝、トヨタ自動車なら3連覇に
4月11日、今週末開催の「22-23 Wリーグ プレーオフ ファイナル」に挑むENEOSの#10渡嘉敷来夢、#7林咲希、トヨタ自動車の#3⾺⽠ステファニー、#4川井⿇⾐が、公式リモート会見に出席。ファイナルへの意気込みを語った。
4年ぶり17回目の優勝を目指すENEOSは、まずデンソーとのセミファイナル(2勝0敗)を振り返り、#10渡嘉敷来夢が「2試合ともすごくタフな試合だったんですけど、しっかり勝ち切ることができてよかった」と語ると、#7林咲希も「本当に苦しい時間帯とか多くて、でもみんなの顔とかを見ていたら、絶対行けると思いながらやっていて、本当に勝ち切れてよかった」と難しい対戦を勝つことができたとコメント。
さらにファイナルに向けて「自分自身、ケガとかもあったりして久しぶりのファイナルという舞台なので、楽しみたいなと思います」と楽しみたいと語った#10渡嘉敷。続いて#7林は、「今シーズンは復帰の年でいろいろなみんなに迷惑をかけましたが、ここまでやっと来たなという気持ちです。絶対勝ちきりたいと思っています」と優勝を勝ち取りたいと語った。
一方、勝てば3年連続3回目の優勝となるトヨタ自動車。セミファイナル(シャンソンに2勝0敗)について、#3⾺⽠ステファニーが「ちょっと硬くなるかなと思ったんですけど、一人一人がしっかりと仕事をこなして意識を高く持てたので最後まで戦えたのかなと思います」と語ると、#4川井⿇⾐は「コミュニケーションを取りながら我慢しながらなんとか勝利することができた試合だったなと思います」とチームとしてうまく戦うことができたとコメント。
そしてENEOSとのファイナルに向けて、#3⾺⽠は「チームとしての力が強くて、個々の能力が高いチームなので、私たちはしっかりチームで守ってチームで攻めるということを忘れずに、お互いを信じて頑張りたいと思います」とセミファイナル同様にチームとして戦うと発言。その言葉にうなずいてみせた#4川井は「ずっとここまで頑張って来たので、楽しんでいい顔をして(戦いたい)。結果は付いてくると思うので、出し切りたいと思います」と自分たちのパフォーマンスをしっかり出したいと語った。
今季、リーグ戦、皇后杯での対戦結果はENEOSの2勝1敗。しかし、最後の対戦から約4ヵ月が経過しており、また違った展開となることが予想される。いかに相手のストロングポイントを抑えて優位に戦うか？
ENEOS・#7林は「(トヨタ自動車は)3Pが調子いいので、簡単に打たせないように止めたい。インサイドも強いので渡嘉敷さん、長岡(萌映⼦)さんだけに頼らずに自分たちもしっかり協力して、チーム全員で勝ちに行かないと簡単に勝てないと思うので、こちらから立ち向かっていきたい」と相手の3Pシュートを特に警戒するとコメント。トヨタ自動車・#3⾺⽠は「スタートで出てくるメンバーもそうだし、あとから出てくるメンバーの得点力もすごく大きい。自分たちの流れを引き渡さず、我慢すべき時間に我慢するのが大事。セカンドラインナップで出てくるメンバーもしっかり守りたい」とベンチスタートのメンバーが戦う時間帯も引き締めたいと語った。
＜今シーズンの対戦結果＞
[22-23 Wリーグ レギュラーシーズン]
2022年10月19日(水)／○トヨタ自動車70-57●ENEOS
2022年10月20日(木)／●トヨタ自動車68-73○ENEOS
[第89回皇后杯 全日本選手権大会]
2022年12月17日(土)／●トヨタ自動車57-77○ENEOS
[Wリーグプレーオフ ファイナル予定 ※2戦先勝方式]
開催地：東京・武蔵の森総合スポーツプラザメインアリーナ
・4月15日(土)15:00〜
・4月16日(日)15:00〜
・※4月17日(月)19:00〜
※＝2戦で勝敗が決まった場合は行われない
＜ネット配信＞バスケットLIVEで生中継
＜テレビ中継＞NHK BS1(BS101ch)で生中継 ※放送時間によってはサブチャンネル(102ch)で放送する可能性あり
＜ファイナルチケット情報＞
https://fan.pia.jp/wjbl/ticket/detail/21/
コートサイド席・コートエンド席以外の席:発売中、コートサイド席・コートエンド席:一般販売4月13日(木)20:00～ ※有料会員は発売中(Pコード855-581)＜当日券＞会場にて10:30より販売開始(4/17:16:30より販売開始)
