ファンも震える!忘れがたき「史上最悪のユニフォーム」10選

新デザイン発表のたびに心が躍るサッカーのユニフォーム。

そのデザインが史上最高と思えるユニもあれば、残念ながらその反対に最悪と感じるユニも存在する。

ここでは、各チームのファンにとってデザインが最悪だったといえる数々のユニフォームをご紹介しよう。

マンチェスター・ユナイテッド

マンチェスター・ユナイテッド 1995-96 Umbro アウェイ

サッカー界の伝説的な最悪ユニのひとつがこれだろう。このグレーのキットを着た試合は1勝もできなかったことで有名で、とくに3-1で敗れたシーズン終盤のサウサンプトン戦では、なんとハーフタイムで青白のサードキットにユニをチェンジした。

サー・アレックス・ファーガソン監督(当時)が「グレーは味方を視認しにくい」と嫌った一着。ただしグレーという色自体は欧州では意外と人気が高い。

チェルシー

チェルシー 1994-96 Umbro アウェイ

ユナイテッドのグレーと同じ時期に、チェルシーにも伝説の最悪ユニが登場した。グレーとオレンジのユニフォームはファンからは本当に嫌われ、現在でも“チェルシー史上最悪デザイン”という有り難くない称号を授かることも。

海外ではチェルシーどころか「プレミアリーグ史上最悪ユニ」にノミネートされることも珍しくないこのサード。実はルート・フリットがチェルシー移籍後に初めて着たユニでもある。

トッテナム

トッテナム・ホットスパー 2022-23 Nike アウェイ

クラブの韓国ツアーでお披露目となったユニフォーム。このビビッドな色のアウェイユニが発表されるやいなや、スパーズファンの嘆きが聞こえてきた。

ブラックとパープルを組み合せるアイデアは良かったが、なぜか時々トッテナムがこだわりを見せる蛍光イエロー(ヴォルト)が破壊的である。

アーセナル

アーセナル 2014-15 Puma サード

今季好調のアーセナルが14-15シーズンで着用したサードユニフォーム。ブルーとネイビーで構成する太めの斜めストライプ自体も不評だったが、そこにさり気なく配したライムグリーンのトリムが決定打か。

色の組み合わせがかなり微妙なデザインだが、欧米では同じく14-15シーズンのアウェイもかなり不人気である。

インテル

インテル 2016-17 Nike サード

長友佑都も着たこのサードユニフォームも色の微妙さなら負けていない。CLなどでも使われたキットだが、ブルーから蛍光イエロー(グリーン)へと変化するカラーにデザイナーの色彩感覚を疑いたくなる。ユニデザイン定番のボーダーグラデーション自体はナイスな選択だったが。

ナポリ

ナポリ 2022-23 EA7 バレンタインデー

好調ナポリがバレンタインデーに合わせて発表した特別ユニフォームで、2月12日のセリエA(クレモネーゼ戦)で選手が実際に着用した。ホワイトを基調にレッドからピンクへと変わるキットカラー自体は決して悪くないが、巨大なキスマークが破壊的。

ナポリのワーストキットといえばイエロー、ブルー、カーキの迷彩柄(13-14)など幾つかあるが、このキスマークユニにはそれらの歴代キットをあっさりと抜き去る勢いがある。

セルティック

セルティック 2019-20 New Balance サード

今季も多くの日本人選手が活躍するたセルティックにも、過去にとんでもないワーストキットが存在する。19-20シーズンのサードユニでは、グレーを基調に発色の良いピンクという恐るべきカラーコンビネーションが誕生した。

腹部のV字もかなり微妙なこのデザイン。グレーとピンクの組み合わせは選手が気の毒すぎた。

リヴァプール

リヴァプール 2013-14 Warrior アウェイ

熱狂的なリヴァプールのサポーターを混乱の渦に陥れた伝説のアウェイユニフォーム。80年代と90年代のユニデザインの要素をモダンにアップデートしたらしいが、誰ひとり納得する者はいなかっただろう。ダイヤ柄は確かに89-91モデルに使われてはいたが。

ダイヤモンド型の模様が下方向に絞られるデザインは、どことなく砂時計のようである。

リヴァプール

リヴァプール 2013-14 Warrior サード

アウェイがダメでもサードがある。というサポーターの淡い期待を打ち砕いたサードユニフォーム。13-14アウェイから約1か月後に発表されたこのキットに、サポーターは再び地獄に突き落とされた。

当時のクラブの説明では4分割柄を採用した95-96シーズンのアウェイに触発されたデザインらしいが、どう見てもそうは思えない。色の組み合わせ自体は悪くなかったのだが。

ミラン

ミラン 2021-22 Puma × Nemen フォース

イタリアのファッションブランド「ネーメン(NEMEN)」とコラボレーションしたユニフォーム。色を塗り忘れたかのようなキットに、ミランサポはもちろん世界中のサッカーユニファンも震撼した。

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ボローニャとのホームゲームで実際に着用したこのフォースユニ。何を着てもカッコよく見えるオリヴィエ・ジルーが着てもサマにならないのだから、これは相当なものである。

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