広島サミットではオバマ大統領訪問時より通行止めが長くなる想定も… 県警トップが交通規制などに理解と協力 求める

5月に開催されるG7広島サミットに向け、広島県警のトップが12日、記者会見し、テロ対策や期間中の大規模な交通規制について県民に協力を求めました。

広島県警 森元良幸 本部長
「いよいよサミット本番が近づいたということで身が引き締まる思い」

会見で、県警の 森元良幸 本部長は、サミットに向け、ほかの都道府県警からの派遣部隊は今後、さらに増え、関連施設や沿道などで計画に基づいて警備にあたると述べました。

また、期間中の交通規制については、各国の首脳たちの移動が連続することも予想されるため、7年前のオバマ大統領の訪問時よりも長い時間、通行止めが続くことも想定されると明らかにしました。

広島県警 森元良幸 本部長
「国道2号線など広島市内の東西をつなぐ路線が交通規制によって、たびたび通行できなくなることが予想される。1人ひとりが可能な範囲で車両利用を控えるなど具体的な行動をとっていただければ、たいへんありがたい」

サミット期間中は、ホームページなどで交通規制情報を発信するとして、理解と協力を求めています。

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