国家安全法施行3年で243人逮捕

香港版国家安全法が施行されて約3年が過ぎた。4月6日の香港メディアによると、特区政府保安局局長は立法会議員の質問に答えた際、香港版国家安全法が発効してから2023年3月3日までに計243人が国家の安全を脅かした行為と活動の容疑で逮捕されたと発表した。うち男性は189人、女性は54人、年齢は15~90歳。うち140人余りと企業5社が起訴された。また20年11月5日に開設された国安処のホットラインには、23年2月24日までに40万件を超える国家の安全に関連した通報が寄せられた。保安局は「香港版国家安全法の実施後、社会はおおむね平静を取り戻したが、地場のテロリズムの脅威は依然として存在しており、少数の極端な者が地下化して引き続き動いており、香港の安全に対する脅威となっている」と指摘した。

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