【黄砂予報】黄砂ピーク迎える 影響はいつまで?アレルギーに要注意 人への影響・対策は ※12日午後6時半現在

日本列島には広く黄砂が飛来しています。全国各地の気象台から黄砂の観測が発表されていますが、衛星画像をみても茶色くなったエリアが日本列島に流れ込んでいる様子がわかります。

特に北日本には濃い茶色のエリアがかかっていて、濃いレベルとなっています。

北日本を中心に見通し悪化や黄砂によるアレルギー、呼吸器系の疾患への影響などの健康被害に注意が必要です。

これからの黄砂予報では、今夜からあす13日(木)午前にかけてが、黄砂の流れ込みのピークを迎えそうです。

気象庁の予想では、広い範囲で、黄砂によって視程(水平方向の見通し)が10km未満となり、所によっては5km未満となると予想されています。日本で観測される黄砂としてはやや濃いレベルです。

屋外では黄砂が付着するなどの影響が出るほか、視程が5kmを下回ると、飛行機の離着陸などの交通に障害が発生するおそれがあります。

黄砂によって人によっては影響が現れることがあります。花粉症が悪化したり、アレルギー症状が出やすくなったりするほか、呼吸器系や循環器系の疾患が悪化する場合があります。

洗濯物などの屋外干しには注意が必要です。また、アレルギー体質や呼吸器系の疾患がある方は、あすにかけても引き続き十分ご注意ください。

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