弥高山 ツツジでピンク色に染まる 高梁、16日に4年ぶりの「祭」

見頃を迎えた弥高山公園のツツジ

 高梁市川上町高山の弥高山公園でツツジが見頃を迎えた。弥高山(654メートル)の中腹を鮮やかなピンク色に染め上げ、訪れた家族連れらが春を満喫している。16日には「弥高つつじ祭」が4年ぶりに開かれる。

 17ヘクタールの園内には、14種類約10万本のツツジが自生したり、植栽されたりしている。その7割を占める小ぶりなコバノミツバツツジが開花。温暖な気候に恵まれ、例年より5日ほど早い3月末に咲き始めたという。

 玉野市のパート従業員女性(55)は「静かな雰囲気の中、心が癒やされた」と話した。

 ツツジは今後、オレンジ色のレンゲツツジ、大輪のヒラドツツジなど種類を変えながら咲き、5月中旬ごろまで楽しめる。

 祭りは高梁市観光協会川上支部が主催し、午前10時~午後2時。山菜おこわや焼きそば、クラフトコーラなどの販売ブースが並ぶ。小雨決行。

 問い合わせは公園管理事務所(0866ー48ー2830)。

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