スケートボード日本オープンが開幕 躍動的な演技 茨城・笠間

パーク女子予選でダイナミックな滑りを見せる出場者=笠間市笠間

「第2回スケートボード日本オープン(OP)」(ワールドスケートジャパン=WSJ主催)が12日、茨城県笠間市笠間のスケートボード施設「ムラサキパークかさま」で開幕した。ストリート、パークの2種目(男女別)に全国の139人がエントリー。15日まで熱戦を展開する。初日はパーク女子の予選があり、躍動的な演技が繰り広げられた。

日本OPは国内2大大会の一つ。国際大会の派遣選手や強化指定選手の選考も行われる重要な大会だ。

パークは階段や手すりを設けた空間を、ストリートはコンクリートの急斜面を使う競技。パーク女子予選には茨城県の4人を含む8~22歳の25人が出場。それぞれ2回ずつ、45秒の持ち時間内で演技を行った。

ボードに乗って急斜面を勢いよく滑りだし、斜面の縁付近でターンするダイナミックな演技を何度も繰り返した。バランスを崩して転倒するケースもあったが、体勢を立て直し、時間いっぱいまで技を繰り出した。

13日はストリート女子・男子とパーク男子の予選。14日に準決勝、15日に決勝が行われる。ストリート女子は東京五輪銅メダリストの中山楓奈選手(17)、パーク男子は昨年の日本選手権と日本OPを両制覇した永原悠路選手(17)らトップ選手も出場する。

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