きょう(木)も広い範囲で黄砂に注意 晴れても見通し悪化のおそれ 朝と日中の気温差大きく

13日(木)午前9時の黄砂の予想

 きょう(木)は、晴れる所が多いものの、黄砂が予想される。きのう(水)から各地で黄砂が観測されていて、きょうは札幌で視程が5キロメートルとなるなど、見通しの悪化などに注意が必要となる。けさは寒気が流れ込んでいる影響で冷え込みが強まっているものの、日中は西日本や東日本では20℃を超える所が多くなるため、一日の気温差にも気をつけたい。

黄砂観測 札幌では視程5キロメートル

13日(木)正午の黄砂の予想と黄砂の注意点

 きょう(木)は天気が回復して晴れる所が多くなるが、北日本から西日本の広い範囲で黄砂が予想される。きょうもすでに黄砂の観測されている所があり、札幌では視程が5キロメートルとなるなど、見通しが悪くなる所があるため、交通機関への影響に注意が必要だ。また、洗濯物は室内干しにして、外では運動は控え、マスクをするなど、黄砂の付着などにも注意が必要となる。

北日本は急な雨と強風にも注意

13日(木)朝~夜の天気分布予想

 上空に強い寒気が流れ込む影響で、北日本の日本海側を中心に午前中は急な雨や雷雨になる所がありそうだ。空模様の変化とともに、北日本は強い風にも注意が必要だ。

けさは冷え込み強まる 日中は過ごしやすい陽気に 北日本は風ひんやり

13日(木)午前5時までの最低気温と全国の天気と予想最高気温

 また、けさは西日本や東日本を中心に冷え込みが強まり、ひと桁の所が多くなっている。内陸では霜が降りるくらいの冷え込みとなっているが、日中は日差しとともに気温が上がり、20℃を超える所が多くなりそうだ。東京や名古屋で22℃など、昼間は上着がなくても過ごしやすい陽気になるが、朝との気温差が大きくなるため、調節のしやすい服装を心がけたい。北日本は西よりの風が強く、日差しがあっても風がひんやりと感じられそうだ。

(気象予報士・及川藍)

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