ABBA参加のギタリストが死去、70歳 がんで闘病

ABBAでギタリストを務めたラッセ・ウェランダーさんが死去した。70歳だった。

ABBAの24曲にギターで参加したラッセだが、がんとの短い闘病生活の後、7日に帰らぬ人となったことを遺族らがフェイスブックに公表した。「言葉では言い表せないほどの悲しみを胸に、愛するラッセが眠ったことをお知らせしなければなりません。素晴らしいミュージシャンであり謙虚だったあなた、何よりも素晴らしい夫、父親、兄弟、叔父、祖父でした」

「ラッセは最近がんが転移していることがわかり、グッドフライデーに愛する人々に囲まれて息を引き取りました。あなたを愛し、そしてとても寂しく思っています」

ラッセの訃報後、ABBA博物館はすぐに追悼の声明をこう発表した。「短い闘病生活の後、愛する友人で、最高のギタリスト、ラッセ・ウェランダーが亡くなりました。思いやりのある素敵な人間で、真に献身的なミュージシャンでした」「初期から『ヴォヤージ』まで、ABBAでの彼の最高のプレイを皆様、是非お時間を取って聴いて見てください」

ABBAが1970年代にピークを迎える最中にラッセはツアーに参加、『ノウイング・ミー、ノウイング・ユー』『テイク・ア・チャンス』『きらめきの序曲』『ヴーレ・ヴー』といった楽曲でラッセのギター演奏を聴くことができる。更にラッセは1999年のABBAのジュークボックス・ミュージカル『マンマ・ミーア!』の制作にも助力していた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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