9日投開票の岡山県議選で当選した55人に13日、当選証書が交付された。新議員は議席を手にした喜びをかみしめながら、重責を担う決意を新たにした。任期は30日から4年間。
付与式が県庁であり、県選管の大林裕一委員長が全19選挙区ごとの届け出順に一人一人、証書を手渡した。証書を受け取った新県議たちは握手で健闘をたたえ合ったり、あいさつしたりしていた。
県内最多得票で6選を果たした岡山市中区の小倉弘行氏(自民)は「うれしさとともに責任の重さを感じる。地域経済の活性化や防災対策に引き続きまい進していく」と述べた。
県議選は19選挙区のうち10選挙区17人の当選が無投票で決まり、残る9選挙区の38議席を48人が争った。いずれも少数激戦となり、人口減少や物価高騰対策を巡って舌戦を繰り広げた。