カージナルスが敵地3連戦勝ち越し ウォーカーは開幕12試合連続安打

【カージナルス7-4ロッキーズ】クアーズ・フィールド

カージナルスは同点で迎えた8回表にノーラン・ゴーマンの4号2ランで勝ち越しに成功。9回表にも1点を追加し7対4でロッキーズを下して2連勝。敵地での3連戦勝ち越しを決めた。カージナルス4番手のアンドレ・パランテが1勝目(0敗)をマークし、6番手のライアン・ヘルズリーが3セーブ目を記録。ロッキーズ4番手のジャスティン・ローレンスは1敗目(0勝)を喫している。

カージナルスは1回裏にジュリクソン・プロファーの2号先頭打者ホームランで先制を許したものの、直後の2回表にタイラー・オニールの2号ソロで同点とすると、4回表にはノーラン・アレナードが古巣凱旋に花を飾る2号2ランを放ち勝ち越しに成功。しかし、4対2で迎えた7回裏に2本のヒットと四球などで同点を許してしまった。それでもカージナルスは直後の8回表にノーラン・ゴーマンの勝ち越し弾、9回表にポール・ゴールドシュミットがタイムリーと終盤の勝負強さを見せてロッキーズを振り切った。

弱冠20歳ながら開幕から華々しい活躍を見せているカージナルスのルーキー、ジョーダン・ウォーカーは、9回表の第4打席でバットを折りながらもヒットを放ち12試合連続安打をマーク。20歳以下の選手がデビュー戦から12試合連続安打を放つのは1912年のエディー・マーフィーに並ぶメジャー最長タイ記録となった。ウォーカーはここまで12試合で打率.319、2本塁打、8打点、OPS.849とルーキーとは思えない打撃を見せており、順調なら新人王争いでも中心になることは間違いなさそう。チームは5勝7敗と低調な滑り出しとなっているが、ウォーカーにはフレッシュな力で名門球団を押し上げる活躍が期待される。

© MLB Advanced Media, LP.