大金も信頼も溶ける…「ギャンブル中毒」なあのスター選手5名

先日のTwitch配信でオンラインカジノに挑戦し、「あっという間に1億円以上の大金を失った」と伝えられたブラジル代表のネイマール。

ただその配信は、自身がスポンサー契約を結んでいるオンラインベット会社のPRの一環だったこともあり、実際にその金額を失ったかは定かではない。

とはいえギャンブルの恐ろしさが垣間見えたということで、今回は好きが高じてトラブルを起こしてしまった選手たちを見ていきたい。

ズラタン・イブラヒモヴィッチ

所属クラブ:ミラン(イタリア)

ミランへの電撃復帰から3シーズン目となった昨季は、11年ぶりのセリエA優勝を勝ち取ったズラタン。

膝の負傷を抱えながらの活躍だったが、シーズン後にはその手術を行った。今季はその影響で開幕から欠場が続いていたが、ここにきてようやく復帰を果たしている。

かねてからギャンブル好きの選手だが、一方で賭博に関するスキャンダルを起こしたこともあった。

2021年には自身と関連のあるベッティング会社がUEFAの規則違反となり、およそ700万円の罰金を支払っている。

イヴァン・トニー

所属クラブ:ブレントフォード(イングランド)

ブレントフォードのエース、イヴァン・トニー。チャンピオンシップ(2部)得点王のタイトルを引っ提げ、昨季はプレミアリーグで12ゴールを挙げた。

今季はここまで18ゴールをマークする活躍を見せており、遂にイングランド代表にも選出されるようになった。

ピッチでは絶好調なシーズンを送っている一方、FAが定める賭博規則に関する違反が数多く発覚しており、問題となっている。

ちなみにブレントフォードのオーナーはスポーツ賭博に関する会社で財を成した人物だ。

ジャンルイージ・ブッフォン

所属クラブ:パルマ(イタリア)

現在はパルマでプレーする45歳、ブッフォン。

昨季20年ぶりに自身がデビューを飾った古巣へ復帰を果たし、今季はセリエBで12試合に出場しているが、来季で現役を引退する可能性を自ら示唆している。

以前からギャンブルを好んでいることで知られる選手だが、カルチョスキャンダル以前にはサッカー賭博を行ったことで調査を受けた。

また2011年には9ヶ月間で1億円以上という金額を賭博に投じていたことが判明、八百長が深刻な問題となっているイタリアだけに物議を醸した。

アンドロス・タウンゼント

所属クラブ:エヴァートン(イングランド)

元イングランド代表ウィンガー、アンドロス・タウンゼント。

トッテナムの下部組織出身の選手であり、クリスタルパレスでは長らく主力として活躍。昨季からはエヴァートンでプレーしている。

若手時代はギャンブル依存症に苦しんでいた選手であり、2013年にはFAから賭博規則違反で出場停止処分を受けたこともあった。

また一晩でおよそ650万円をオンラインカジノで失ったことを後に告白している。依存から抜け出せた要因の一つは、『ポケモンGO』にハマったことだったそうだ。

マリオ・バロテッリ

所属クラブ:シオン(スイス)

現在はスイスのシオンでプレーしている悪童バロテッリ。2019年にニースを退団して以降は毎年所属先が変わっており、放浪を続けている。昨季はトルコでプレーした。

そもそもその存在自体が博打のような選手だが、荒れていた若手時代から実際にギャンブルを好んでいたことでも知られる。

最近は大人しくなったほうだが、2019年には知らないおじさんをバイクごと海に飛び込ませる賭けを行い、またその様子をSNSに投稿。当然ながら問題となった。

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一方、過去にはカジノでゲットした大金をホームレスに渡したとの報道も。バロテッリらしいエピソードだ。

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