畑岡奈紗がハワイ攻略へ好発進 ボギーなし「68」

ハワイ克服、なるか(撮影/村上航)

◇米国女子◇ロッテ選手権 初日(12日)◇ホアカレイCC (ハワイ州)◇6303yd(パー72)

「ハワイはキレイなところも多くて、ごはんもおいしい。でも中々ゴルフとの相性は…」と畑岡奈紗が振り返った。過去に苦い思い出もあったロッテ選手権だが、今年はいい1週間が過ごせそうだ。

大会6度目の出場で暫定3位の好発進。大会自己ベストは2018年の19位で、17、22年は予選落ちだった。「無理に狙って池にいれてしまったりもした」と前回は予選2日間で5度池につかまったが、今年はボギーなしの「68」をマークした。

青空がハワイっぽい(撮影/村上航)

序盤は惜しいバーディパットが続き、一筋右を抜けたりショートしたりと、チャンスにつけても思った通りにカップに消えない。「パッティングはちょびっと不安要素があったけど」とスムーズに振れないストロークに不安を感じていたが、15番(パー3)で6mを流し込んでようやく1個目のバーディが来た。

18番(パー5)で再び6mをねじ込み2アンダーで後半へ。目に入ったスコアボードのトップ「-6」を目指して3番からの連続バーディで4アンダーまで持っていったが、「風が強くなって伸び悩んだ」とパーを重ねてフィニッシュした。

一時はトップタイまで上った(撮影/村上航)

あすは風が強まる午後組でのスタート。「(グリーンの)広いほうからしっかり攻めていく。ショートサイドに外すと難しい所が多いので、そこでバーディを獲る気持ちで」と冷静さを失わず、ハワイ攻略を目指す。(ハワイ州エワビーチ/谷口愛純)

来週はメジャー…調子をあげていきたい(撮影/村上航)

© 株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン