秋元康氏プロデュースの新アイドルプロジェクト発足 リアルとバーチャルの両面展開 暗号資産「NIDT」で運営

AKB48グループ、乃木坂46などを手がける音楽プロデューサー・秋元康が総合プロデュースする新アイドルグループ創造プロジェクト「IDOL3.0 PROJECT」が、今月4日からメンバー募集を開始した。

同プロジェクトは、ライブや握手会イベントなど「現実」の場での活動に加え、メタバース空間やオンライン上などの「バーチャル」な場での活動の両軸で展開。従来のアイドル像にとどまらず、時代の変化やニーズに合わせてアップデートされるアイドルを目指す。最終オーディションに合格した全員でグループを結成し、今秋にデビュー予定。メンバー全員が選抜メンバーとなり、表題曲に参加することも発表された。

活動資金は、株式会社オーバースが発行する暗号資産「Nippon Idol Token(NIDT)」で調達。購入申込はコインブックなどの取引所で4月19日まで受け付けている。運営側は、投資目的よりもグループを応援する意欲の高い購入者が望ましいと考えており、さまざまな購入特典を設定した。

まず、ファイナルステージにおける最終審査の投票権を付与。その投票結果のみでデビューメンバー候補生が決定される。1口(1000NIDT)の購入申込ごとに投票権1枚が付与され、10口(10000NIDT)の購入申込ごとに追加で投票権10枚が付与される。10口の申込で20枚、20口の申込なら40枚が付与される形となる。

また、投票日に先駆けて行われるファイナルステージ進出者約100人のお披露目イベントの参加権も与えられ、200口以上の購入申込者は、デビュー後に都内で行われるVIPイベントに招待される。

(よろず~ニュース編集部)

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