パク・ソジュン 4年ぶりにラジオ出演、映画「ドリーム」でIUとの初共演を回想「ファンだったから楽しみだった」

日本でも大人気の俳優パク・ソジュンが13日、映画「ドリーム」のプロモーションで約4年ぶりに韓国でラジオ出演し、注目を集めた。

この日、パク・ソジュンはSBSパワーFM「2時脱出カルトショー」に、共演者のキム・ジョンス、ホ・ジュンソクとともに登場。撮影に関するエピソードで、トークを盛り上げた。

歌手であり、女優としても活躍するIU(アイユー)と初めて共演したことについて彼は「元々ファンだったし、同じ俳優として素晴らしい演技をする彼女との共演は、すごく楽しみだった」と言い「たくさん刺激を受けたし、楽しく撮影ができた」と振り返った。

また「サッカーの試合の撮影をするために、ハンガリーのブダペストへ行ったが、氷点下の寒さで、ユニホームのみのシーンはものすごくつらかった。でもIUが現場に来た途端、気温が上昇してみんなでこれを“IUの奇跡”と呼んだ」と、彼女のスター性に驚いたことを明かす。

撮影のため、ブダペストには約1カ月滞在したと言い「後半は韓国料理が恋しかった」と吐露。DJに「韓国料理店はなかったのか」と聞かれたパク・ソジュンは「すごく高かったので…」と笑わせた。

映画「ドリーム」は、韓国が2010年にホームレスワールドカップに初出場した実話がモチーフ。選手生活最大の危機に直面したサッカー選手と、生まれて初めてボールを触った国家代表選手たちのワールドカップへの挑戦が、コミカルに描かれた作品となっている。

パク・ソジュンは、常識のない元サッカー選手のユン・ホンデ役で、急遽作られた代表チームの監督を担うことに。一方のIUは、チームのドキュメンタリーを制作しながら成功を夢見る、放送局プロデューサーのイ・ソミンを演じる。

本作はコロナ禍での撮影だったため、途中撮影が中断されるなどの困難を極めた。そのため、映画「ドリーム」出演発表当時は“IUの初出演映画”として話題を集めたが、是枝裕和監督作品「ベイビー・ブローカー」が先に公開されることとなった。

約3年の時を経て、ようやく日の目を見ることになった映画「ドリーム」は、4月26日より韓国で公開される。

(よろず~ニュース・椎 美雪)

© 株式会社神戸新聞社