広島市で、自宅に80代の母親の遺体を放置したとして、警察は、同居する60代の兄弟2人を逮捕しました。
山崎有貴 記者
「幹線道路から少し離れた山あいの住宅に規制線が張られています」
死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、広島市安佐北区三入1丁目に住む 63歳の兄と61歳の弟です。
警察によりますと、2人は今月上旬からきのう(12日)までの間、同居する母親(86)の遺体を自宅に放置した疑いがもたれています。
きのう(12日)午後8時すぎ、63歳の兄が「自宅内で母親が冷たくなっている」と消防に通報し、駆け付けた隊員が遺体を発見したということです。
2人はいずれも「まちがいない」と容疑を認めているということです。
警察が母親の死因や事件のいきさつを調べています。