「遊具が燃えている」火の気なく… 夜の公園で不審火 ふるさと納税でできたばかりの新しい複合遊具 器物損壊疑いで捜査【動画ニュース】

11日夜、広島・尾道市の公園で複合遊具の一部を焼く不審火がありました。警察が器物損壊の疑いで調べています。

杉木健那 記者
「たくさんの子どもが楽しめる複合遊具です。こちらの階段、広い範囲で焼け落ちているのが確認できます」

火事があったのは、尾道市 高須町の尾道東公園です。警察や消防によりますと、11日午後10時前、「公園の新しい遊具が燃えている」と通りがかった人から通報がありました。

火はおよそ10分後に消し止められましたが、公園の北東側に設置してある、樹脂製の複合遊具の一部を焼きました。けがをした人はいませんでした。

この複合遊具は、尾道市出身者からのふるさと納税を財源に、子どもの遊び場環境整備事業の一環として、事業費およそ3000万円をかけてできたもので、先月31日に供用開始されたばかりでした。

市は、12日午前、警察に被害を届けたということです。

遊具に電気は通っておらず、現場に火の気はないということで、警察は不審火として器物損壊の疑いで調べています。

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