<レスリング>新井陸人(自衛隊)安楽龍馬(Nobitel)青柳善の輔(山梨学院大)が銅メダル…2023年アジア選手権・第5日(男子フリースタイル)

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 【アスタナ(カザフスタン)】2023年アジア選手権第5日は4月13日、カザフスタン・アスタナで男子フリースタイル5階級が行われ、57kg級の新井陸人(自衛隊)、65kg級の安楽龍馬(Nobitel)、70kg級の青柳善の輔(山梨学院大)の3選手が銅メダルを獲得。79kg級の山﨑弥十朗(サイサン)は3位決定戦で敗れて5位に終わった。

 新井は1回戦で、2021年2位で同年の世界選手権2位のアリレザ・サーラク(イラン)にテクニカルフォールで勝つ好スタートを切ったが、2回戦で昨年のU23世界選手権を制したアマン(インド)に黒星を喫した。3位決定戦は中国選手を破り、昨年に続いての銅メダルを獲得した。

 安楽は、タジキスタンとトルクメニスタンの選手を破ったあと、準決勝で昨年のアジア&世界王者のラフマン・アモウザドハリリ(イラン)に1-2で惜敗。3位決定戦はカザフスタンの選手をテクニカルフォールで破った。昨年のU23世界選手権3位に続く国際大会のメダル獲得。

 青柳は、2回戦で昨年のU20アジア選手権2位のザファルベク・オタホノフ(ウズベキスタン)に黒星。敗者復活戦で昨年のU20世界選手権3位のムレイム・ヤダフ(インド)にテクニカルフォール勝ちし、3位決定戦もヨルダン選手にテクニカルフォール勝ち。昨年のU20世界選手権に続き、国際大会3大会連続でメダルを手にした。

 山﨑は初戦を勝ったものの、2回戦と3位決定戦で敗れ、メダルに手が届かなかった。97kg級の石黒峻士(新日本プロレス職)は1回戦で敗れて敗者復活戦に回れなかった。

 各選手の成績は下記の通り。

▲3位決定戦に勝ってガッツポーズの青柳善の輔(山梨学院大)=撮影・保高幸子


男子フリースタイル

 【57kg級】新井陸人(自衛隊)   3位=12選手出場《トーナメント表》
3決戦 ○[6-1]Wanhao ZOU(中国)
2回戦 ●[1-7]Aman AMAN(インド)
1回戦 ○[Tフォール、6:00=12-1]Alireza Nosratolah SARLAK(イラン)

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 【65kg級】安楽龍馬(Nobitel)   3位=14選手出場《トーナメント表》
3決戦 ○[Tフォール、5:36=10-0]Sanzhar MUKHTAR(カザフスタン)
準決勝 ●[2-1]Rahman Mousa AMOUZADKHALILI(イラン)
2回戦 ○[7-1]Gurbanmuhammet CHARYYEV(トルクメニスタン)
1回戦 ○[3-2]Abdulmazhid KUDIEV(タジキスタン)

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 【70kg級】青柳善の輔(山梨学院大)   3位=16選手出場《トーナメント表》
3決戦 ○[Tフォール、4:04=12-2]Orts Shamail Taj Eldeen ISAKOV(ヨルダン)
敗復戦 ○[Tフォール、5:47=14-4]Mulaym YADAV(インド)
2回戦 ●[1-3]Zafarbek OTAKHONOV(ウズベキスタン)
1回戦 ○[Tフォール、5:59=19-9]Khanburged GANKHUYAG(モンゴル)

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 【79kg級】山﨑弥十朗(サイサン)   5位=12選手出場《トーナメント表》
3決戦 ●[0-6]Amirhossein Morteza Gholi KAVOUSI(イラン)
2回戦 ●[1-8]Bolat SAKAYEV(カザフスタン)
1回戦 ○[Tフォール、4:09=10-0]Vepa HEMENEKOV(トルクメニスタン)

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 【97kg級】石黒峻士(新日本プロレス職)   10位=11選手出場《トーナメント表》
1回戦 ●[Tフォール、3:24=0-11]Mojtaba GOLEIJ(イラン)

※敗者復活戦へ回れず

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