動植物園の日常をのぞき見!のんほいの窓【2023年4月号】季節の花で園内が華やかに!「花飾りのへや」がヨーロッパ風にリニューアル

愛知県豊橋市にある「豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)」。パーク内で暮らす動物たちやのびのびと育つ植物たちの日常や季節のイベントなど、パーク内の様子を「のんほいの窓」から定期発信します!

季節もすっかり春になり、ポカポカと暖かくなってきましたね♪冬の間に葉を落としていた樹々は若葉をつけはじめ、花も鮮やかに色づいています。

のんほいパークでは、植物園内にある「花飾りのへや」がリニューアル!明るくかわいらしい雰囲気で、フォトスポットとしても楽しめます。おでかけ日和のこの時期に、のんほいパークで春の訪れを感じてみませんか?

ヨーロッパの雰囲気と季節の花々に癒やされる

「花飾りのへや」は展示温室のひとつで、順路通りに巡った最後の部屋です。室内では季節の花を観賞することができます。

ヨーロッパの片田舎というコンセプトにガラリと変わった今回のリニューアル。「お母さんがお庭の花を季節ごとに植え替えていく」イメージで、洋風の花が展示されています!

陽の光が差し込む「花飾りのへや」。周りには可憐な花々が咲き誇る

2023年春の展示内容は…?

この春に展示されるのは、揉むと柑橘系の香りがする常緑高木の「ニオイヒバ」や細長い葉が特徴の「ニューサイラン」、色鮮やかなペラルゴニウムやミニバラ、カランコエなど30種800鉢ほど!

花は温室栽培のため、室内の湿度には十分に気をつけて管理しているそう。担当スタッフさんは楽しみ方のひとつとして、「ご家庭でも花を育てていただければうれしい」と話します。多種多様な花が咲いているので、自宅で何を育てようかとガーデニングの想像が膨らみそうですね。

カラフルで明るい春をイメージした展示に、きっと心躍るでしょう。

4月は花盛りの屋外植物園にも立ち寄って

約20㎝の大きな花を咲かせる、牡丹の園芸品種「明皇の宝」

屋外植物園の大花壇も見どころのひとつ。今年の4月10日(月)に植え替えが行われ、マリーゴールドやジニア、ゼラニューム、ユーホルビア、ペンタスなどが咲き乱れています。色とりどりの大花壇で、より一層春を感じられるでしょう。

4月上旬には、「花木の園」と「花と香りの園」に植えられた、カロライナジャスミンやフリージア、ムスカリ、ハナズオウ、牡丹などが見ごろを迎えました。さらに、4月中旬にはバラが咲きはじめ、カラタネオガタマやヒトツバタゴ(別名ナンジャモンジャ)、ハコネウツギ、フジ、シャクヤクなどが見ごろとなり、園内は今後も華やかさを増していきますよ!

今年は桜の開花が早まったこともあり、花々が例年より早めに咲く傾向にあるのだとか。おでかけの予定を少し早めて、ぜひ見に行ってくださいね。

春の植物観賞をのんほいパークで楽しもう!

動物だけでなく、植物も生き生きと活動しはじめる4月。新たに生まれ変わった「花飾りのへや」や植え替えされた大花壇など、春ののんほいパークも見どころ満載です!

いよいよ新生活がスタートする季節。お休みの日にはのんほいパークで春をたっぷり満喫して、彩り豊かな植物たちに癒やされてみてはいかがでしょうか。

豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)公式HPはこちらhttps://www.nonhoi.jp/

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