好調ツインズがヤンキースを下し3連勝 初回9得点の猛攻

【ツインズ11-2ヤンキース】ヤンキー・スタジアム

ツインズは初回から打線が繋がり8安打3ホーマー2四死球、打者計13人の猛攻で9得点を奪うと、3回表にも2点を追加して11対2でヤンキースに圧勝。4連戦初戦を制して連勝を3に伸ばした。ツインズ先発のジョー・ライアンは7回92球を投げて被安打3、与四球0、奪三振10、失点1の好投で無傷の3勝目をマーク。ヤンキース先発のジョニー・ブリトーはまさかの1回K.Oでメジャー初黒星(2勝)となった。

ツインズは試合開始早々から打線が繋がる。連打と四球で満塁のチャンスを作り、トレバー・ラーナックの犠牲フライで先制すると、なおも続くホセ・ミランダ、ドノバン・ソラーノが連続のタイムリー二塁打。二死となってさらにクリスチャン・バスケスがタイムリー二塁打を放つと、マイケル・A・テイラーの2号2ランでヤンキース先発ブリトーをノックアウト。打線はなおも勢いが止まらず、1番に戻ってエドゥアルド・ジュリエンが1号ソロ、カルロス・コレアも1号ソロと3者連続ホームランで初回にして試合を決めてしまった。

ツインズはデビュー2戦目のルーキー・ジュリエンの1番起用が大当たり。第1打席でフェンス最上部に当たるあわや先頭打者ホームランのメジャー初安打をマークすると、1巡して回ってきた第2打席ではレフトへ今度はきっちりホームラン。この後は当たりが出なかったが、5打数2安打1ホーマーの活躍を見せた。ツインズは正二塁手のホルヘ・ポランコが膝の炎症により開幕から不在で、代役のカイル・ファーマーも顔の裂傷で故障者リスト入りと厳しい状況になることが予想されたが、その穴を全く感じさせない新星の登場となった。

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