パイレーツがカージナルスに快勝 ウォーカーは連続安打ストップ

【パイレーツ5-0カージナルス】ブッシュ・スタジアム

パイレーツは先発のビンス・ベラスケスが6回95球を投げて被安打3、与四球2、奪三振6、失点0の好投。打線も6回表にカルロス・サンタナのタイムリーで先制すると、終盤は毎回得点を奪い5対0でカージナルスとの4連戦初戦に勝利した。ベラスケスは1勝目(2敗)をマークし、カージナルス先発のジョーダン・モンゴメリーに1敗目(2勝)が記録されている。

ナショナル・リーグ中地区のライバル同士の4連戦初戦は投手戦でスタート。パイレーツ・ベラスケス、カージナルス・モンゴメリーの両先発はともにランナーこそ背負うものの、パイレーツはベ・ジファン、カージナルスはノーラン・アレナードの好守などもあり、5回まで得点を許さない緊迫した投げ合いとなった。試合が動いたのは6回表、パイレーツがアンドリュー・マカッチェンとサンタナの連続二塁打で先制に成功。これで流れを掴んだパイレーツは7回表にも連打でモンゴメリーを降板に追い込むと、犠牲フライでリードを広げ、8回表にはコナー・ジョーとロドルフォ・カストロの連続ホームランで試合を決めた。

カージナルスは好調だった打線がこの日は沈黙してしまい好投のモンゴメリーを援護できず。開幕デビューから12試合連続安打をマークしていたルーキーのジョーダン・ウォーカーもノーヒットで終わってしまうなど、本拠地でのゲームでファンの期待に応えることができなかった。なお、負傷で離脱しているカージナルスのラーズ・ヌートバーはこの日の2Aの試合で「2番・DH」での実戦復帰。5打数ノーヒットといいところがなかったが、まずは復帰への一歩を切った。まだ守備に就いておらずメジャーの舞台に戻ってくるのはもう少し先になりそうだが、チームの調子があまり良くないだけにムードメーカーの早期復帰が期待される。

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