渋野日向子は6打差に後退して週末へ「自分のミス、めっちゃ悔しい」

ホールアウト後は悔しさを隠せなかった渋野日向子(撮影/村上航)

◇米国女子◇ロッテ選手権 2日目(13日)◇ホアカレイCC (ハワイ州)◇6303yd(パー72)

3打差を追った渋野日向子は通算2アンダーに落として最終18番を終えると、下を向いてグリーンを降りた。7位から出た2日目を3バーディ、4ボギー「73」として18位に後退した。

まだ優勝は諦めていない(撮影/村上航)

「風でどうなったとかではなかった」と、自分のミスに悔しさをにじませた。最初の1番(パー5)は3打目のアプローチを1m弱につけてバーディ発進。5番(パー5)でも伸ばしたが、前日トリプルボギーをたたいた6番はティショットがバンカーにつかまるなどしてボギーとする。

9番(パー3)の1打目を左の深いラフに曲げてスコアを落とすと、3パットした15番(パー3)からの2連続ボギーでじりじりと後退。「めっちゃ、悔しい」とうつむいた。

6打差を追いかける(撮影/村上航)

「伸ばさないと、と思っていたので残念」と、残る2日間は6打差に離れた首位を追いかける。「まだチャンスはあると思うから、しっかり上だけ見て頑張ります」。昨年2位の雪辱を期して臨む一戦。優勝への意欲は、まったく揺らいでいない。(ハワイ州エワビーチ/谷口愛純)

ミスの傾向は分かっている(撮影/村上航)

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