「そもそもなぜ持っている？」と思わずツッコみたくなるようなレアアイテムを、処分するか葛藤しているツイートが注目を集めている。
とりもちうずら（@uzura_3）さんは「今断捨離中だけど、どこでもドアを捨てるかすごい迷ってる」とつづり、1枚の写真を投稿。ピンク色で縦190センチ、横110センチの大きなドアがドーンと存在感を示している。投稿を見たユーザーからは「捨てないで！」と引き取り手が続々と立候補。「うちにください！」「ゴルフスクールに置きたいです！」「え、いらないなら譲ってほしい」など予想外の争奪戦が展開された。
反響を受け、とりもちうずらさんは「捨てない方がよいという意見が多くて正直捨てるか迷ってきてしまったのですが、ほしいという人も多くてせっかくなら面白い使い方をしてくれる人にお譲りしたいなと思っています」と語った。取材に応じた１３日の段階ではすでに何人か希望者が来ているが、引き取り相手はまだ決定していないという。ドアの重さは２２キロもあり、運ぶのにもひと苦労。取りにきてくれる人に無償で贈呈する予定だ。
ドアは約１年半前、テイクフリーの場所で発見。１人で運ぶには重すぎたため、道ゆく人の助けを借りながら持って帰った。「特に目的があった訳ではなく、かわいいから置いていました。押し入れのふすまが無いので、隠すのにちょうど良かったです」と明かした。
5日の投稿から14日までで8200超のリツイート、7.7万超の「いいね」を獲得。「軽々と持てるドラえもん、さすがロボットだな」「100年後のツイート」「四次元ポケットに入れよう」など大喜利コメントも多く寄せられた。想像以上の反響となった結果、迷いはドアの向こうへ。捨てることはなくなりそうだ。
（よろず~ニュース・松田 和城）
