ゴルフのボール代わりにサッカーボールを蹴ってカップインを目指す競技「フットゴルフ」のコースが15日、岡山市北区御津中山の岡山北ゴルフ倶楽部にオープンする。常設のコースは県内唯一で、中四国では3カ所目。
ルールはゴルフとほぼ同じで、ティーグラウンドから蹴ってスタートし、カップ(直径約50センチ)に入れるまでのキック数の少なさを競う。県フットゴルフ協会によると、国内の競技人口は約2万人で、同競技のワールドカップ出場選手もいる。
新コースの名称は「桃太郎フットゴルフクラブ」。同協会の依頼で整備した。ゴルフ用の5ホールを使って64~201ヤードの18ホール(パー71)を設けた。
13日に協会メンバー3人がプレー。起伏が多く予想外の所に転がるボールに一喜一憂していた。室山和慶会長(32)は「緑の中で思いっきりボールを蹴れる爽快さやボール一つあればできる手軽さが魅力」と話す。
利用時間は午後2時半~5時半。料金は一般5500円、18歳未満3300円。問い合わせは同倶楽部の担当者(080―6310―9899)。