サイバー攻撃で全国の地方議会の情報システム障害 掛川、島田、富士、藤枝市も=静岡

全国の地方議会の情報システムがサイバー攻撃を受けた問題で、静岡県内では掛川市など4つの市議会でも障害が発生していたことがわかりました。

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システム障害が起きたパソコン画面

掛川市議会では4月12日午後、掛川市の男性市議から議会事務局に「掛川市議会の会議録検索システムが閲覧できなくなっている」という連絡があり問題が発覚しました。

障害が発生した原因は、システムの運用をしている名古屋市のIT企業フューチャーインのサーバーがサイバー攻撃を受けたためとしています。フューチャーインは14日正午までには復旧すると説明していましたが、掛川市議会のシステム復旧は午後4時半までかかりました。

県内では掛川市のほか、島田市と富士市、藤枝市のあわせて4市で同様の障害が起きたことが確認されています。掛川市以外は正午頃までに復旧したということです。

県外でも横浜市や広島市など全国90以上の地方議会でも同じようなシステム障害が起きていますが、個人情報の漏洩はないということです。

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