西日本豪雨で被害の地区に義務教育学校「天応学園」開校 広島・呉市

5年前の西日本豪雨で甚大な被害を受けた広島県呉市の小・中学校が義務教育学校に生まれ変わりました。

呉市立天応学園は天応小学校と中学校が統合して誕生した義務教育学校で、旧小学校に新たに開校しました。

天応地区は西日本豪雨で12人が犠牲になり、土砂が校庭に流れるなどの被害を受けた中学校は小学校を間借りして授業を行ってきました。

天応学園 坂口守校長「これからは災害から学んだ教訓、これからの未来のまちづくりのためにどんな事をやればよいか、そういう学びも取り組んでいけたら」

天応学園にはシャワー室や備蓄倉庫など防災施設も兼ね備えられていて、地域の防災拠点としても期待が高まっています。

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