メッツ17得点で快勝 千賀は5回途中4失点で降板して3勝目ならず

【メッツ17-6アスレチックス】@オークランド・コロシアム

メッツはアスレチックス(13安打)を下回る11安打にとどまったものの、アスレチックス投手陣の制球難(与四球17)にも助けられて2回表と5回表に一挙6得点のビッグイニングを作り、17対6で快勝。フランシスコ・リンドーアは3号グランドスラムを含む7打点の大暴れだった。メッツ3番手のデニス・サンタナが今季初勝利(0敗)をマーク。アスレチックス先発のジェームス・カプリーリアンは与四球7と制球を乱し、4回途中4安打6失点で2敗目(0勝)を喫した。

2回表に3つの四球で一死満塁としたメッツは、ブランドン・ニモとスターリング・マルテの連続押し出し四球、リンドーアの3号グランドスラムで一挙6点を先制。3回裏にブレント・ルーカーのタイムリーで1点を返され、4回裏にはシェイ・ランゲリアーズの3号2ランで3点差に詰め寄られたが、5回表にニモの押し出し死球、マルテの押し出し四球、リンドーアの3点タイムリー二塁打などで6点を追加し、12対3と大量リードを奪った。

ところが、メッツ先発の千賀滉大は5回裏二死からアレドミス・ディアスに1号ソロを浴びるなどピリッとせず、次打者コナー・ケイペルに四球を与えたところで降板。5回途中まで96球を投げて被安打7、奪三振7、与四球4、失点4という内容で、大量援護をもらいながらも5回を投げ切れず、勝利投手になれなかった。

その後、メッツは6回表にマルテのタイムリー二塁打で1点を追加。6回裏にルーカーの4号ソロ、7回裏にトニー・ケンプの犠飛で1点ずつを返されたが、9回表にはダニエル・ボーグルバックの押し出し四球のあと、野手登板のカルロス・ペレスからも追加点を奪い、17対6の快勝となった。

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