4月1日から「燃やすごみ」「埋立てごみ」の名称を「燃やすしかないごみ」「埋立てるしかないごみ」に変更した京都府亀岡市は、指定ごみ袋のデザインを一部改めた。「それって本当にごみ?」と問いかける文言と、市のロゴを新たに追加した。
「環境先進都市」を掲げてごみの減量に力を入れる中で「そうせざる得ない」ことを強調するため、ごみの名称を変更した。考えたのは市上下水道部総務経営課の男性職員で、市職員が課題解決へのアイデアを自由に提案する取り組みで出たという。
新しいごみ袋は、資源化を呼びかける文言を追加した上、従来の3R(リデュース、リユース、リサイクル)の説明文を、目立つように一回り大きくした。下部にある「亀岡市」の文字は、昨年1月に制定した文字の周囲や一部を八角形にデザインしたロゴに差し替えた。
またこれまではロール状だったが、メーカーの都合でプラスチックの外袋に入れた形での販売に変わった。袋の大きさや値段は従来通り。