【統一地方選】平塚、大和、南足柄の3市長選16日告示 現職に新人挑む構図 10市議選も

 統一地方選の後半戦で、任期満了に伴う3市長選と10市議選が16日、告示される。いずれも無投票はなく、それぞれの地域課題を争点に激しい選挙戦が繰り広げられそうだ。18日告示の2町長選、5町議選(補選含む)とともに23日に投開票される。

 3市長選はいずれも現職に新人が挑む構図となる見通しで、現市政の刷新か継続かが問われる。

 平塚は前回(2019年)と同じ顔ぶれで、与野党相乗りで4選を目指す現職と、市民団体代表の新人による一騎打ちとなる公算が大きい。大和は2月に不出馬の意向を示していた現職が3月末に一転して5選に向け立候補すると表明。すでに出馬表明していた新人2人との三つどもえの戦いになる見通し。南足柄は4選を目指す現職に元市商工会長で不動産会社社長の新人が挑む。

 市議選は、市長選とのダブル選となる3市のほか横須賀、藤沢、小田原、茅ケ崎、三浦、伊勢原、綾瀬の7市で実施される。前回より1減となった総定数253議席を巡り、現時点で前回より15人多い計340人が立候補を予定。藤沢、横須賀、平塚、小田原、茅ケ崎の5市議選で出馬予定者が定数を10人以上上回っており、激戦が予想される。

© 株式会社神奈川新聞社