24時間耐久レースの舞台裏。走行後のライダーのルーティンと休養の取り方に密着/EWCル・マン24時間

 2023FIM世界耐久選手権(EWC)第1戦ル・マン24時間耐久ロードレースが開催されているル・マン-ブガッティ・サーキット。3人のライダーによるレースは、単純計算でひとり8時間の走行が必要となる。

 約1時間走行して約2時間で休養と準備をするが、コース上にいないタイミングで、ライダーはどのような行動をとっているのか、渡辺一樹(TEAM KAWASAKI WEBIKE TRICKSTAR)に密着してみた。

■ホスピタリティで食事
 走行後から50分が経過。バイキング方式で、プレートにパエリアやカプレーゼなどを盛り着席。

食事をとる渡辺一樹(TEAM KAWASAKI WEBIKE TRICKSTAR)/2023EWC第1戦ル・マン24時間

 ライブタイミングを確認しながら食事をとり、食べ終わった頃には走行後から約1時間が経過した。

キャンパーへ移動する渡辺一樹/2023EWC第1戦ル・マン24時間

 この時間は岩戸の走行がちょうど終わったタイミングで、空も暗くなっていた。渡辺は電動キックボードでキャンパーに戻り約1時間後の走行に備えてしばしの睡眠についた。

 ライダーによって走行後の過ごし方や食事はそれぞれだが、これまで取材してきた日本人ライダーはミーティング、マッサージ、軽食でも食事をとるというルーティンが多く、渥美心や高橋裕紀はお米を食べていた。まだレースは約16時間残っている状況だが、ライダーもスタッフもパドックで大忙しだ。

2度目の走行を終えた渡辺一樹(TEAM KAWASAKI WEBIKE TRICKSTAR)/2023EWC第1戦ル・マン24時間
渡辺一樹(TEAM KAWASAKI WEBIKE TRICKSTAR)/2023EWC第1戦ル・マン24時間
渡辺一樹(TEAM KAWASAKI WEBIKE TRICKSTAR)/2023EWC第1戦ル・マン24時間
渡辺一樹(TEAM KAWASAKI WEBIKE TRICKSTAR)/2023EWC第1戦ル・マン24時間
渡辺一樹(TEAM KAWASAKI WEBIKE TRICKSTAR)/2023EWC第1戦ル・マン24時間
ピットを後にする渡辺一樹(TEAM KAWASAKI WEBIKE TRICKSTAR)/2023EWC第1戦ル・マン24時間
マッサージ部屋へ移動する渡辺一樹/2023EWC第1戦ル・マン24時間
渡辺一樹(TEAM KAWASAKI WEBIKE TRICKSTAR)
渡辺一樹(TEAM KAWASAKI WEBIKE TRICKSTAR)
マッサージを受ける渡辺一樹
マッサージを受ける渡辺一樹
渡辺一樹(TEAM KAWASAKI WEBIKE TRICKSTAR)

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