太陽光発電所の安全祈願 軽米町内6カ所目、竣工式で祝う

町内6カ所目となる軽米高家太陽光発電所(ブルースカイソーラー提供)

 再生可能エネルギーの発電施設開発などを手がけるブルースカイソーラー(東京、藤宮康洋社長)が整備した軽米高家太陽光発電所の竣工(しゅんこう)式が14日、軽米町の町農村環境改善センターで行われた。

 町や施工関係者など約70人が出席し、神事で安全を祈願。祝賀会で藤宮社長が「しっかり維持管理し、再生可能エネルギー促進に貢献したい」とあいさつし、山本賢一町長は「地域脱炭素の取り組みをさらに加速させ、産業振興に努めていく」と述べた。

 発電所は約75ヘクタールの敷地にパネル約6万7千枚を設置。発電出力36メガワット、年間発電量は4076万キロワット時で、一般家庭1万1千世帯分の年間発電量に相当する。2019年10月に着工し、22年12月末に発電開始した。

 同発電所の完成で、町内の太陽光発電所は計6カ所になった。

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