大谷勝ち越しタイムリーもエンゼルス逆転負け 吉田は4戦連続欠場

【エンゼルス7-9レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

エンゼルスは6回表に大谷翔平のタイムリーで勝ち越したものの、8回裏に4番手のライアン・テペラが3点を失い、7対9で逆転負け。レッドソックスはジャッキー・ロビンソン・デーの試合を白星で飾り、2連勝となった。レッドソックス5番手のライアン・ブレイジャーが今季初勝利(0敗)、6番手のケンリー・ジャンセンが4セーブ目をマーク。テペラは女房役マット・サイスの2度の打撃妨害に足を引っ張られ、不運な今季初黒星(1勝)を喫した。

初回にジオ・ウルシェラの1号グランドスラムで幸先よく先制したエンゼルスだったが、先発のタイラー・アンダーソンがピリッとせず、ラファエル・デバースの7号2ランなどで1点差に詰め寄られると、4回裏には張育成(チャン・ユーチェン)に1号逆転2ランを被弾し、4回8安打6失点で降板。しかし、エンゼルスは5回表にアンソニー・レンドンとウルシェラのタイムリーで6対6の同点とし、6回表には大谷のタイムリーで勝ち越しに成功した。ところが、8回裏に4番手のテペラが2度の打撃妨害などで一死満塁のピンチを招き、チャンに逆転の2点タイムリーを献上。二死満塁から押し出しでさらに1点を追加され、結局7対9で敗れた。

エンゼルスの大谷は「3番・DH」でスタメン出場し、サードゴロ、打撃妨害、レフトへのヒット、センターへのタイムリー、ファーストゴロで4打数2安打1打点。昨季から継続中の連続試合出塁を36に伸ばし、今季の打率は.313、OPSは.953となった。右ハムストリングに不安を抱えるレッドソックスの吉田正尚は今日も出番なし。4試合連続の欠場となっている。

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