マカッチェンの決勝弾でパイレーツ勝利 復帰のヌートバーは3四球

【パイレーツ6-3カージナルス】延長10回タイブレーク@ブッシュ・スタジアム

パイレーツは8回表にロドルフォ・カストロのタイムリー二塁打で同点に追いつくと、10回表にはアンドリュー・マカッチェンの2号2ランなどで3点を勝ち越し。延長タイブレークを制し、カージナルスに6対3で勝利した。パイレーツ5番手のデービッド・ベッドナーが2勝目(0敗)、6番手のダウリ・モレタが今季初セーブをマーク。カージナルス4番手のジョーダン・ヒックスは一死しか取れず3点を奪われ、今季初黒星(0勝)を喫した。

キブライアン・ヘイズの1号先頭打者アーチで先制したパイレーツは、1回裏にアレック・バーレソンのタイムリー二塁打とノーラン・ゴーマンの犠飛でカージナルスに逆転を許したものの、3回表にコナー・ジョーが押し出し四球を選び、2対2の同点。7回裏にポール・ゴールドシュミットへの押し出し四球でカージナルスに勝ち越されたが、8回表にカストロがタイムリー二塁打を放ち、再び同点に追いついた。そして、10回表にマカッチェンの2号2ランで勝ち越しに成功。さらに、カストロがダメ押しのタイムリーを放ち、6対3でカージナルスを破った。

開幕戦で左手親指を負傷して故障者リスト入りしていたカージナルスのラーズ・ヌートバーは「7番・中堅」で戦列復帰。1打数ノーヒットに終わったものの、自慢の選球眼を生かして3つの四球を選び、2つ目の四球のあとには今季初盗塁を決めるなど、持ち味を存分に発揮した。まだ今季2試合しか出場していないが、出塁率.600(10打席で6度出塁)をマークしている。

© MLB Advanced Media, LP.