ブルージェイズがレイズに2連勝 菊池は6回1失点の快投で2勝目

【レイズ2-5ブルージェイズ】@ロジャース・センター

前日の試合でレイズの開幕13連勝を止めたブルージェイズは、ジャッキー・ロビンソン・デーに菊池雄星が先発。4回表にテイラー・ウォールズの1号ソロで1点こそ失ったが、6回94球を投げて被安打4、奪三振9、与四球1、失点1という快投を見せ、チームを5対2の勝利に導いた。菊池は2勝目(0敗、防御率4.70)をマーク。ブルージェイズ4番手のジョーダン・ロマノが6セーブ目を挙げ、レイズ2番手のトレバー・ケリーに今季初黒星(0勝)が記録された。

ブルージェイズは3回裏一死2・3塁からボー・ビシェットのセカンドゴロの間に1点を先制。4回表にウォールズの1号ソロで追いつかれたが、4回裏にウィット・メリフィールドのタイムリー二塁打とダニー・ジャンセンのタイムリーで2点を勝ち越した。6回裏にジョージ・スプリンガーの押し出し四球でリードを3点に広げると、7回裏にはアレハンドロ・カークのタイムリーでダメ押しの5点目。8回表にランディ・アロザレーナのファーストゴロの間に1点を返されたが、3点リードの最終回は守護神ロマノが満塁のピンチを招きながらも無失点で締めくくった。

今季3度目の先発となった菊池は3回まで毎回走者を出しながらも無失点。味方の好守にも助けられた。4回表一死からウォールズに1号同点ソロを浴びたが、その直後から四者連続三振を記録。ウォールズに被弾したあとは打者8人をパーフェクトに封じ、94球で6イニングを投げ抜いた。6回4安打1失点で今季初のクオリティ・スタートを達成し、2勝目をマーク。ジョン・シュナイダー監督は「自信に満ちた投手は(相手チームにとって)危険な存在。彼は今、その状態だ」と称賛した。

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