子役出身人気モデル 女優業から退いた理由 「ただの肉塊のように感じていた」エミラタが赤裸々告白

モデルのエミリー・ラタコウスキーが女優を辞めたのは、自分を「ただの肉塊のように感じさせられたから」だという。子役出身で2013年「ブラード・ラインズ~今夜はヘイ・ヘイ・ヘイ♪」のミュージックビデオでブレイク。モデルとして有名になったエミリーは、翌14年の映画「ゴーン・ガール」でベン・アフレックと共演し原点に立ち返ったものの、数年後にはハリウッドから身を引いている。

エミリーはロサンゼルス・タイムズのインタビューで、良い役を見つけるのに苦労したこと、不遇を感じ映画から離れたことを明かしている。「『(女優をやっていた時)私はアーティストであり、これが私の表現の場だ』という感覚がなかった。私は自分が人々に判断されるただの肉塊のように感じていた。彼らは『彼女には胸以外に取り得が何かあるのか?』と言っていたわ」

15年の「アントラージュ☆オレたちのハリウッド」「ウィー・アー・ユア・フレンズ」、18年のコメディ「アイ・フィール・プリティ!人生最高の日」などで演技を披露したエミリー。最後のオーディションは、アカデミー賞ノミネート作「逆転のトライアングル」だったが、その役は昨年32歳で亡くなったチャールビ・ディーンに譲っており、その後ハリウッドで成功するために雇ったプロのチームを解雇していた。

ハリウッドの有力な男性に向けて自分を「消化可能」にすることに疲れ果てていたそうで、自身のチームについてこう説明している。「彼らを信用できなかった。私は、電話を受け取ることができるし、決定を下すことができる。『あなたたちは、私の最善を望んでいない。そして、すべての女性を憎んでいる』という感じだった」

一方で最近はハリー・スタイルズとの東京での路上キスを報じられたエミリーだが、恋愛事情についてインタビューでこう語っていた。「私の恋愛については、数えきれないほど正確でないことが言われている」「私は今、男性のことを全く考えていないの。でも時に物事はただ起こるものだわ」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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