ヤンキース・コールが圧巻の2安打10K完封 スタントンはIL入り

【ツインズ0-2ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

ヤンキースは先発のエース右腕ゲリット・コールが9回109球を投げて被安打2、奪三振10、与四球1、無失点という圧巻のピッチングを披露。2対0でツインズを破り、本拠地でのツインズ4連戦を2勝2敗のタイで終えた。今季アメリカン・リーグ一番乗りで完投&完封をマークしたコールは開幕4連勝(防御率0.95)。ツインズ先発のパブロ・ロペスも6回7安打2失点と好投したが、打線の援護がなく、今季初黒星(1勝)を喫した。

ヤンキースは3回裏一死から2つの四死球で1・2塁のチャンスを作り、グレイバー・トーレスは空振り三振に倒れたものの、DJ・ラメイヒューのタイムリーで1点を先制。コールが快投を続けるなか、ラメイヒューが6回裏に2号ソロを放ち、貴重な追加点をプレゼントした。コールはツインズ打線を寄せ付けず、6回表一死からマイケル・A・テイラーにヒットを許したあとは打者11人をパーフェクト。2年ぶり4度目の完封を達成した。

なお、ヤンキースは試合前にジャンカルロ・スタントンの故障者リスト入りを発表。スタントンは前日の試合でフェンス直撃の2点タイムリー二塁打を放った際に左ハムストリングを痛め、代走アーロン・ヒックスと交代していた。MRI検査の結果はまだ発表されておらず、故障の程度は不明。スタントンが故障なくシーズンを過ごしたのはヤンキース移籍1年目の2018年が最後であり、これで5年連続の故障者リスト入りとなってしまった。

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