カージナルスが逆転サヨナラ勝ち ヌートバーは今季1号アーチ放つ

【パイレーツ4-5xカージナルス】延長10回タイブレーク@ブッシュ・スタジアム

カージナルスは1点を勝ち越された直後の10回裏一死1・2塁からノーラン・ゴーマンのタイムリー二塁打で同点に追いつくと、二死満塁からトミー・エドマンがセンター前に抜けるタイムリー。5対4で劇的な逆転サヨナラ勝ちを収め、本拠地でのパイレーツ4連戦を2勝2敗のタイで終えた。カージナルス5番手のドリュー・バーヘイゲンが今季初勝利(0敗)をマーク。パイレーツ5番手のウィル・クロウはリードを守れず、今季初黒星(0勝)を喫した。

パイレーツがミッチ・ケラー、カージナルスがマイルズ・マイコラスと今季の開幕投手同士の投げ合いでスタートした一戦は、1回表にパイレーツがブライアン・レイノルズの犠飛で先制。カージナルスは直後の1回裏にウィルソン・コントレラスのタイムリー内野安打で1対1の同点に追いついた。オースティン・ヘッジスのタイムリーなどでパイレーツが2点のリードを奪ったが、カージナルスは6回裏にラーズ・ヌートバーが1号同点2ラン。10回表に1点を勝ち越されるも10回裏に2点を奪い、5対4で逆転サヨナラ勝ちを収めた。

戦列復帰2試合目となったヌートバーは「7番・中堅」でスタメン出場。今季1号アーチとなった同点2ランのほかにも、10回裏の敬遠を含む3四球を選び、2打数1安打2打点3四球の活躍で勝利に貢献した。今季は3試合に出場して15打席で8四球と自慢の選球眼を遺憾なく発揮しており、出塁率は.667という凄まじい数字になっている。

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