フィッツパトリックが全米オープン以来の2勝目 スピースはプレーオフ惜敗

フィッツパトリックがスピースとの3ホールに及ぶプレーオフを制した (Kevin C. Cox/Getty Images)

◇米国男子◇RBCヘリテージ 最終日(16日)◇ハーバータウンGL(サウスカロライナ州)◇7213yd(パー71)

マシュー・フィッツパトリック(イングランド)が大会連覇を狙ったジョーダン・スピースとのプレーオフを制し、昨年6月「全米オープン」以来のツアー2勝目を挙げた。

首位スタートから4バーディ、1ボギーの「68」でプレー。スピースを追う形となったサンデーバックナインで15番(パー5)からの2連続バーディを奪ってプレーオフに持ち込んだ。

1ホール目の18番、2ホール目の17番(パー3)ともチャンスを作ったスピースのバーディパットが惜しくも外れて互いにパー。日没が迫るこの日3度目の18番、フィッツパトリックが残り約180ydほどのセカンドを数十センチにつけるスーパーショットで勝負を決めた。

今季「昇格大会」のひとつに指定されたビッグトーナメントを制して優勝賞金360万ドル(約4億8100万円)を獲得した。

最終組で2人と激しく争ったパトリック・カントレーは13番からの2連続ボギーで優勝戦線から脱落も、最終18番をバーディで締めくくって16アンダー3位となった。ザンダー・シャウフェレが15アンダー4位。

サヒス・ティーガラとヘイデン・バックリーが14アンダー5位で並び、イム・ソンジェ(韓国)らが13アンダー7位で続いた。

スコッティ・シェフラーが12アンダー11位でフィニッシュ。前週「マスターズ」で優勝した世界ランキング1位のジョン・ラーム(スペイン)は、リッキー・ファウラーらと同じ11アンダー15位で終えた。

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